今回はちょっといつもと趣向を変えて、オンライン数の多いゲームを中心にどういったゲームがよく遊ばれているかを参考にしてみたいと思います。
今回はSteamDBのOnline(Peak)を参考にする
いつもこのゲーム特集の調査ではSteamDBというものを使っているんですが、そのなかのOnlineとPeakに注目して見ました。

これは現在Steam上で対象のゲームを遊んでいる数と、その最大数を示したもの。
Peakの多いものに注目
月次な考えですが、短期間にでも注目されたゲームはなにかあるやろ!という発想。月初・月末のリリースで若干差が出そうな気がしますが、調査日は4/12なのでリリース後1週間以上経っていればまぁ注目されてるゲームならある程度数字出るのかな?という予想をしています。
ランキングというほどでもないですが、3月リリースの上位5つに注目してみます。

Two Point Museum
博物館の経営シミュレーションゲームなのですが、展示物をこどもが遊んで壊したり、盗まれたり結構はちゃめちゃな要素が多いゲーム。
ゲーム情報
- 価格:3888円
- 評価:91.22%
- Peak:19,439
- 4/12に日本語化対応のボイスが無料アップデートとのこと
博物館の経営シミュレーションゲーム
よくある経営シミュレーションゲームかと思いきや、展示物自体も変わったものが多く、次のようなものがありました。
- 動く木
- おばけや幽霊
- 氷漬けになった原始人
- 人食い花
さらに来場客もぶっ飛んでて、展示物で遊んで壊したり、盗んでしまったり。セキュリティ対策も必要なようです。

展示物自体は探検家たちが収集をしてくることが出来るので、被害を出さないように経営しつつ、資金をためて新しい展示物を増やす!というのがゲームの流れのようです。以下はツーポイント州の
- ~先史時代~ メメント・マイル
- ~海洋生物~ パスウォーター・コーブ
- ~超常現象~ ウェイロン・ロッジ
- ~科学~ バングル・ウェイストランド
- ~宇宙~ ペバリー・ハイツ
経営シミュレーションだけでなく、見ていて楽しそうなのものゲームの魅力なのかなーと思いました。
Online/Peakの要因
こちら、ツーポイントシリーズというものがすでに何作があり、セガがパブリッシャーということも大きな要因かと思います。
クオリティも当然高く、遊ぶ時間も長く取れそうなシミュレーションゲームというものOnlineが増えやすい要因なのかなと。
- すでにシリーズ化している作品
- セガがパブリッシャー
- (経営)シミュレーションゲーム
- PCとかだと放置もしやすい?
個人でゲーム作るなら、拾える要素は経営シミュレーションゲームってところですかね・・・
Party Club
いわゆるオーバークックライクなゲーム。
ゲーム情報
- 価格:1,600円
- 評価:65.66%
- Peak:40,828
- ※ただし調査時のOnline数は190程度とかなり低くなっていた
最大4人協力のレストラン経営ッ!
ゲーム性だけみるとオーバークックと同じような内容ですが、お客さんを攻撃できたり、妨害を受けたりするあたりは独自のゲーム性なのかもしれません。ただ、レビューを見る限りだとあまり好評ではないですね・・・
また、客の案内やドリンクの提供、機材の修理やトラブルの鎮圧などはオーバークックにはない要素だったので、そのあたりは差別化がされているポイントのようです。

Online/Peakの要因考察
ちょっと気になったのはPeakに対して直近のOnline数が少なかったことです。下図は調べた時の情報ですが、Party ClubだけPeakに対してOnline数が少なく感じました。

この要因は「リリース初日24時間限定無料配信」というものを行っていたため、最初の方で数を稼いでみたそうです。そのためか、レビューの多くは無料で入手した製品という表記が見受けられました。

あとは協力プレーのゲームというのがOnline数を稼ぎやすいんだろうなぁという感じだと思います。ゲーム内容的には操作性に難あり、という感じのレビューが多かったので遊びやすさなどがあれば初動からもっとOnline数を維持できたのかな?と思いました。
- リリース初日24時間限定無料配信
- ただしゲーム自体に課題があると数字の維持は難しいかも
- 自分は知らなかったんですが、Steamよく見てる人には
- 協力プレー(オンラインプレイ)
スルタンのゲーム
スルタンのゲーム・・・
ゲーム情報
- 価格:2,800円
- 評価:89.34%
- Peak:42,179
ス、スルタンのゲームッ!?
今回調べた中で一番よくわからないゲームでした。Steamのページには
『スルタンのゲーム』は、カード要素を取り入れたシミュレーション+ストーリーゲームです。スルタンに仕える大臣として、『千夜一夜物語』のような物語の中で致命的な挑戦と謎に立ち向かいます……
とありました。レビューなんかを見た感じTRPGに近いようなことをカードを使ってリソース管理を行うゲームのように見受けます。

Online/Peakの要因考察
ちょっとわからなかったですね。スルタンの文化とかに精通していれば楽しめる内容なのかもしれないですが、見た感じだけではゲーム内容がパッと理解出来ませんでした。ただ、レビューなども好評ですし、日本のユーザーも遊んでいるみたいなのでやれば楽しめる系なのかなと思います。
こういったゲームを舞台変えて遊べるようにすると新しいアイデアは得られそう
- スルタンの文化などを知っている人が多い?
- これはどの地域をターゲットにするかなどが影響していると思います。
- ペルソナ設定にスルタンの方々!とか狙うのであればいいのかも
- シミュレーション・ストラテジー系のゲーム
- 内容的にTRPGっぽさもあるため、繰り返し遊べる仕組みが搭載されている
信長の野望とかをカードゲームでやってる感じなんすかね?って考えるとなんだか面白そうな気がしてきた・・・
Bongo Cat
デスクトップアプリはやはり強い
ゲーム情報
- 価格:無料
- 評価:93.06%
- Peak:130,932
デスクトップアプリはやっぱ安定
Bongo Catはタイピングするたびに猫がペシペシ叩いてくれます。起動していると30分ごとにアイテムをドロップしてくれます(レジェンダリーの確率は 1/500000 )。ドロップしたアイテムでCatをカスタマイズして遊びましょう。

収まりが良いので画面下に配置していますが、デスクトップの好きな場所に配置することが可能ですよ。
Online/Peakの要因考察
シンプルにデスクトップアプリが強いというのと、ここ最近見ていたデスクトップアプリよりやることがほとんどなくてシンプルなのがいいのかな?と思いました。
あと、猫が強い!
- デスクトップアプリは起動しっぱなしの時間が長い
- やることがただタイピングをするだけ
- 放置系要素もあったらもっと良かったかも?
- 猫は強い
Schedule Ⅰ
今回調べた中で一番PeakもOnlineも高かったゲーム
ゲーム情報
- 価格:2,300円
- 評価:97.12%
- Peak:459,075
こちら、早期アクセス中のゲームでした。
内容は結構過激なやつ?
プレイヤーは新しい街にやってきた小さな麻薬ディーラー。一財を成すために、医薬品の開発をしたり、特殊なレシピを発見したりする必要があります。
法務執行官との銃撃戦もあったり、3Dの街の中を車やスケボーで走り回ったり、イメージ的にはグラセフなんかに近いゲームなのかなという感じ。

Online/Peakの要因考察
個人的にこの手の犯罪をテーマにしたゲームって自分は遊ばないのですが、ゲーム的にはニーズが高いんでしょうか?ソシャゲとかを作ってるときも、不良・ギャンプル系はユーザー数に対して課金とかも多かった気がするので、ユーザーを集める要素としては結構大事なのかも。
あと、ちゃんとマルチプレイ要素も入っていたのでそのあたりで知り合いと一緒に遊んだりすることで、なんかつるんで悪いことやってるの楽しい感とかあるのかも?
- 麻薬などをテーマにした悪!
- テーマを考えるときの切り口としては良いのかも
- 犯罪関係は普段出来ないことをするという意味では非日常感があってよさそう
- マルチプレイ
- このあたりのゲームは息をするように入ってくるね
結論
つまり、今回の情報をまとめると
- スルタンの
- 犯罪をテーマにしたゲームで
- キャラクターに猫を採用し
- セガにパブリッシャーついてもらって
- リリース日に24時間無料公開
したら完璧ですね。
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