ここでは一人称視点のキャラクターコントローラーを作ってみたいと思います。謎解きや脱出ゲームなどが作れるようになります。覚えておくと色んなところで使えますので是非試してみてください!
目次
プロジェクトの準備
今回は3Dのテンプレートを利用します。また、FPSコントローラー用のいくつかの手順がありますのでそれらをセットアップしちゃいましょう。
プロジェクト作成・テンプレート選択
プロジェクトは3DでUniversal Render Pipelineのものを利用したいと思います。
スライム
今回はレンダリングシステムはほぼ影響ないので、Built-Inでも問題ありません!
プレイヤーのセットアップ
まずはコントローラーを作る前に、ベースになるオブジェクトやカメラの配置を行います。
- ゲームオブジェクトを作成
- 名前変更:Player
- Transform
- Position:( 0, 0, 0)
- 子供のオブジェクトを作成
- Playerオブジェクトの子供オブジェクトを作成
- 名前変更:CameraRoot
- Transform
- Position:(0 , 1.5 , 0)
- 1.5は地面からの目までの高さ
- ゲームのキャラクターによって変化します
- カメラの位置を変更
- CameraRootの子供にMain Cameraを移動する
- Transformをリセット(座標0,0,0回転してない状態、スケール1,1,1)
- 親子関係に関しては、下図のヒエラルキーを参考にしてみてください
地面やまわりのオブジェクトを準備
カメラを動かしたときに、相対的なオブジェクトがないとちゃんと動いているのか確認が難しいです。また、地面がないと移動処理を実装したタイミングで落下してしまいます。
- 地面のオブジェクトを配置
- 3D Object>Plane
- 名前変更:Floor
- Transform
- Position:( 0, 0, 0)
- お好みでCubeを配置
- 3D Object>Cube
- 位置や大きさはお好みで調整。最初の視界で見える範囲に配置しておくといいかも
- デフォルトだと、見分けづらいのでマテリアルを作成・適応すると良いでしょう
まとめ
今回はプロジェクトの準備のみ!あまり一人称感はなかったと思います。カメラの位置が通常のゲームとは違ったぐらいですかね。
次回からスクリプトを交えながらFirstPersonControllerを作成していきます!まずはマウスを動かしてカメラの視点を移動させてみましょう。
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