壁などをバラバラに粉砕できる便利なオープンソース【Simple Voronoi Fragmenter】

オブジェクトをぶっ壊す系のオープンソース。導入方法も簡単で、すぐに利用できるのが良いポイントですね。

目次

Simple Voronoi Fragmenterは何が出来る?

Simple Voronoi Fragmenterは、Cubeなどのオブジェクトをバラバラに壊すことが出来るオープンソースです。有料アセットだとRayFire for Unityが似たようなことが出来るアセットですね。

気軽に壁やオブジェクトをぶっ壊せます

こちらはGithubの方で共有されているWebGL版のサンプルになります。若干制限はありますが、それでも爽快感のあるオブジェクト破壊が味わえるようになっています。

出来ること

シンプルにオブジェクトをバラバラにすることが出来ます。ただ、カラフルなオブジェクトやマテリアルによっては分割された後の破片が変な色に見えてしまうことがあるので、単色のものやばらばらになっても色の違いがわかりにくいものなどがオススメです。

  • オブジェクトをバラバラにできる
  • マテリアルによっては見た目が変になってしまうので注意が必要
  • 四角から形が遠ざかると分割が不自然になる

公開先・インストール方法

いつもならパッケージマネージャー経由でいれるところですが、今回のOSSは必要なファイルを自分のプロジェクトに突っ込むパターンです。また、新しいUnityだとスクリプトが古い判定で、自動修正が動きますので注意!

  • 公開先
  • インストール方法
    • UnityのプロジェクトはURPの3Dプロジェクトを用意
    • Githubのページからプロジェクトを入手
      • 緑色のCodeボタン>Download ZIPから入手
    • 解凍したファイルから必要なフォルダをインポート
      • AssetsフォルダをSimpleVoronoiFragmenterというフォルダ名に変更
      • Unityのプロジェクトへインポート
        • この時警告などが出る場合はYesなどで進めてください

使ってみる

インポート出来たらまずは動かしてみましょう。どんな動きか確認が済めば、あとは自分のアセットなどに適応して遊んで見ましょう。

サンプルを動かしてみる

サンプルシーンのパスは以下。サンプルシーンでは再生するとクリックした場所のオブジェクトをクリック場所を中心に破壊することが出来ます。床も破壊対象なので粉々にしてみてください

  • SimpleVoronoiFragmenter/SimplestarGame/Scenes/SampleScene

自分のオブジェクトをバラバラにする

自身で用意したモデルをバラバラにしたい場合、いくつかの設定が必要になります。また、モデルのマテリアルによってはキレイにバラバラにすることが出来ません。

  • モデルの用意
    • バラバラにしたいプレファブなどのMesh Filterにセットされているモデルを選択
    • Meshes>Read/WriteをTrueに変更
  • シーン内にプレファブなどのモデルを用意
    • MeshRendererに先ほどRead/Writeの設定が入ったメッシュがセットされていることを確認
    • 当たり判定をとるために、Collider系のコンポーネントをセット
      • BoxColliderとかでもOK。
    • VoronoiFragmenterコンポーネントをアタッチ
      • SimpleVoronoiFragmenter/FragmentPrefabにSimplestarGame/VoronoiFragmenter/Prefabs/Fragmentをセット
      • 他のパラメータはそのままでOK
        • 分割数や大きさなどを調整したい場合ここで変更

注意点があります!ローポリなどのカラフルなマテリアルの場合、分割すると表示がおかしくなりやすいです。これは分割された後のモデルに、もとのマテリアルが適応されるため。断面のマテリアルがもとのマテリアル設定でいい感じにならない場合は見た目が大きく影響されることもあるので注意

赤みがかってるのは動画作成時の影響

その他注意点一覧

  • 分割される形が四角から遠ざかると分割後の形が不自然になりやすい
  • マテリアルがカラフルだと色が変になりやすい
  • 小さい形に分割されると一定時間で消えていく
    • これはインスペクターの設定などで調整可能
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次