SG-囲いの中にフルーツを落とすpart02

まずはゲームの基本になる囲いの作成と、そのなかにフルーツを落っことして見ましょう。かなり初歩的な内容ではありますが、こういったところ取りこぼさないようにしましょう。

目次

囲いを作る

デフォルトのシーンに対して、フルーツが入る囲いを作成します。囲いに関しては2D Objectを利用します。

カメラの設定を確認

2Dプロジェクトでスタートした場合、SampleSceneが開きます。今回はそのシーンをベースに作成しますが、なんか見た感じが違ってるなと思ったら、カメラのパラメータを確認してみてください。下図がデフォルトの設定になります。

私の方では指定するまでこの設定のまま作業を行います。

画面の比率を調整する

ゲーム画面は横向きの16:9の画面にします。また、サイズ的にはFullHDにしたいので、Gameビューを選択してFull HD(1920×1080)に変更してください。

上図はチェリーをなんとなくおいてますが、手順通りであればまだ何も無いはず。

床に当たる部分を作る

床と壁は同じものの形や位置が異なるだけなんですが、まずは1つ目を作ってみましょう。

  • Squareを作成
    • ヒエラルキーのなにもないところを右クリック>2D Object>Sprites>Squareを選択
    • 名前をFloorに変更
  • Transformの更新
    • 位置:0 , -4 , 0
    • スケール:7 , 0.5 , 0
  • 当たり判定を追加
    • Add ComponentボタンからBoxCollider2Dを追加します
    • 設定は一旦そのままでOK

BoxCollider2Dをつけるとほんのり緑色のフチが表示されます

両サイドの壁は複製を利用して作る

床が作れたら、左右の壁を作りましょう。

  • 床を複製する
    • Floorを選択した状態にする
    • Ctrl+Dで複製(Duplicate)
    • 作られたFloor (1)をWallにリネーム
      • リネームは選択してインスペクター上部や、ヒエラルキーで1クリックすると名前が変更できるようになります
  • 壁の調整
    • 左の壁
      • 位置:-3.25 , -0.5 , 0
      • スケール:0.5 , 7 , 1
    • 右の壁
      • 床から複製してもいいですが、左の壁を複製してあげると調整が楽です
      • 位置:3.25 , -0.5 , 0
      • スケール:0.5 , 7 , 1

設定ができると、次のような画面になっているはず。

スライム

囲いの大きさが足りない場合は、大きさ調整してみてください

囲いの中にフルーツを落っことす

物理シミュレーションゲームの第1歩、自然落下で衝突させることができるかどうかですね。ここまでの手順が出来ていたなら割と楽にできるはず。

さくらんぼを表示させる

Unityで特定の画像を表示させることは非常に簡単です。今回は2Dのプロジェクトで作られているため、特にシンプルな操作で行うことが出来ます。

  • 画像をシーンビューにドラッグアンドドロップ
    • Images/fruits01-cherryをシーンビューの囲いのやや上側にドラッグアンドドロップ
  • 名前変更:Fruits

サイズ感などは上図の様になりますが、実際に画像だけを見るとかなり小さいものになっています。大きさが実際のサイズより大きく表現されるのは、Pixel per Unitの設定を行っているためです。これはパッケージ経由で画像をインポートしている場合に適応されます。

フェアリー

画像だから同じでしょ!みたいなのりでパッケージを介さない場合はこのあたりで違いが現れるのでご注意!

物理挙動を取れるように機能を追加

画像を追加しただけでは落下など物理挙動を取りません。次の2つのコンポーネントを追加します。

  • CircleCollider2D
    • 当たり判定を取るためのコンポーネント
    • 半径Radius:0.21
    • 半径の大きさは、基本画像にフィットしていればOK。お好みで変更してください
    • 下図の緑の線が当たり判定の境界線になります
  • Rigidbody2D
    • 物理挙動を行うためのコンポーネント
    • 設定はあとで幾つか変更しますが、まずはデフォルトの状態でOK

動かして落下するか確認

後は実際にゲームを動かしてみてさくらんぼが落下する様子を見てみましょう。

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