Unityには、カメラ・入力・3Dモデリングなど、あとから追加できる機能がたくさんあります。その追加や更新をまとめて管理するのがPackage Manager!スマートフォンにアプリを入れるような感覚で、Unityに機能を足していけます。今回は、Package Managerの見方とパッケージの入れ方、オススメのパッケージをご紹介します。
この記事で学べること
- Package Managerの開き方と、左の分類の意味
- パッケージのインストール・更新・削除
- 名前やgit URLを指定してパッケージを入れる方法
- 初心者にオススメのパッケージ
前提知識
Package Managerを開こう
- Window>Package Management>Package Managerを選ぶ
左に分類、真ん中にパッケージの一覧、右に選んだパッケージの説明が表示されます。
左の分類の意味
| 分類 | 中身 |
|---|---|
| In Project | 今のプロジェクトに入っているパッケージ |
| Updates | 新しいバージョンがあるパッケージ |
| Unity Registry | Unityが公式に用意しているパッケージ(ここから探すことが一番多い) |
| My Assets | Asset Storeで手に入れたアセット(11-3の記事で説明します) |
| Built-in | Unityに最初から組み込まれている機能(物理、音声など) |
| Services | Unityのオンラインサービス(広告、分析など) |
| My Registries | 自分で追加した、Unity以外のパッケージの置き場所 |
パッケージをインストールしよう
- 左のUnity Registryを選ぶ
- 上の検索欄にパッケージ名を入れて探す(例:Cinemachine)
- 右側の説明を確認して、Installを押す
インストールが終わると、In Projectの一覧に表示されます。
名前やgit URLで追加する
一覧に出てこないパッケージは、左上の+ボタンから追加できます。
- Install package by name…:パッケージの名前(例:com.unity.cinemachine)を入れて追加
- Install package from git URL…:GitHubなどで公開されているパッケージを、URLを入れて追加
- Install package from disk… / tarball…:パソコンの中にあるパッケージを追加
git URLで入れるには、パソコンにGitがインストールされている必要があります。
プレリリースのパッケージを表示する
開発中のパッケージ(プレリリース版)は、最初は一覧に出てきません。
- Edit>Project Settings>Package ManagerのEnable Pre-release Packagesにチェックを入れると表示されます
- まだ不安定なことがあるので、慣れるまでは使わなくてOKです
初心者にオススメのパッケージ
Input System(最初から入っています)
6-7の記事で使った、入力を扱うパッケージです。Unity6の新しいプロジェクトには最初から入っているので、インストールは不要です。
Cinemachine
カメラを自動で動かしてくれるパッケージです。プレイヤーを追いかけるカメラや、カメラの切り替えがスクリプトなしで作れます。
- Unity6で入るのはCinemachine 3。古い記事のCinemachine 2とは、名前やメニューがかなり違います
- 使い方はCinemachine 3入門の記事で紹介しています
ProBuilder
Unityの中で、簡単な3Dの形を作れるパッケージです。ステージの試作にぴったりです(4-3の記事で紹介しました)。
Recorder
ゲームの画面を、画像や動画として保存できるパッケージです。SNSにゲームの動画を載せたいときや、不具合を人に見せたいときに便利です。
TextMeshProについて
きれいな文字を表示するTextMeshPro(TMP)は、Unity6ではUIのパッケージ(uGUI)に含まれているので、別にインストールする必要はありません。初めて使うときに「TMP Importer」のウィンドウが出たら、Import TMP Essentialsを押すだけでOKです(第9章で説明しています)。
スライム古い記事の「Package ManagerでTextMeshProをインストール」の手順は、今はやらなくて大丈夫です
パッケージを更新しよう
- 左のUpdatesを選ぶと、新しいバージョンがあるパッケージが表示される
- パッケージを選んでUpdateを押す
更新すると、名前や使い方が変わることもあります。更新する前はバックアップを取っておき、作りかけのプロジェクトでは急いで更新しなくても大丈夫です。
パッケージを削除しよう
- In Projectで削除したいパッケージを選ぶ
- Removeを押す
スクリプトでそのパッケージの機能を使っていると、削除した瞬間にエラーになります。
依存関係について
パッケージによっては、動くために別のパッケージが必要なものがあります(依存関係)。Package Managerが必要なものを自動で一緒に入れてくれるので、基本的には気にしなくて大丈夫です。
- 右側の説明のDependencies(依存しているパッケージ)で確認できます
- 自動で入ったパッケージは、それが必要なパッケージを消すまでは消せません
よくあるエラーと対処法
パッケージのインストールに失敗する
- 原因:インターネットの接続、またはUnityのバージョンと合っていない
- 対処法:接続を確認して、もう一度Installを押す。パッケージの説明で、対応しているUnityのバージョンを確認する
パッケージが一覧に出てこない
- 原因:左の分類がUnity Registry以外になっている、プレリリース版しかない、または名前が違う
- 対処法:Unity Registryを選んで検索する。+ボタンのInstall package by nameで名前を指定する
パッケージを削除したら、スクリプトがエラーになった
- 原因:そのパッケージの機能を、スクリプトで使っていた
- 対処法:Consoleのエラーを確認して、スクリプトを直すか、パッケージを入れ直す
git URLで追加出来ない
- 原因:パソコンにGitが入っていない、またはURLが違う
- 対処法:Gitをインストールして、Unityを再起動してからもう一度試す
まとめ
- Window>Package Management>Package Managerで開く
- 公式のパッケージはUnity Registry、入っているものはIn Project
- +ボタンから、名前やgit URLでも追加出来る
- Input SystemとTextMeshProは、Unity6では最初から使える
- 更新の前にはバックアップ



まずはCinemachineとProBuilderを入れてみよう!作れるものが一気に増えるよ
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