Package Managerで機能を追加しよう【Unityスタートガイド11-2】

Unityには、カメラ・入力・3Dモデリングなど、あとから追加できる機能がたくさんあります。その追加や更新をまとめて管理するのがPackage Manager!スマートフォンにアプリを入れるような感覚で、Unityに機能を足していけます。今回は、Package Managerの見方とパッケージの入れ方、オススメのパッケージをご紹介します。

目次

この記事で学べること

  • Package Managerの開き方と、左の分類の意味
  • パッケージのインストール・更新・削除
  • 名前やgit URLを指定してパッケージを入れる方法
  • 初心者にオススメのパッケージ

前提知識

Package Managerを開こう

  • Window>Package Management>Package Managerを選ぶ

左に分類、真ん中にパッケージの一覧、右に選んだパッケージの説明が表示されます。

左の分類の意味

分類中身
In Project今のプロジェクトに入っているパッケージ
Updates新しいバージョンがあるパッケージ
Unity RegistryUnityが公式に用意しているパッケージ(ここから探すことが一番多い)
My AssetsAsset Storeで手に入れたアセット(11-3の記事で説明します)
Built-inUnityに最初から組み込まれている機能(物理、音声など)
ServicesUnityのオンラインサービス(広告、分析など)
My Registries自分で追加した、Unity以外のパッケージの置き場所

パッケージをインストールしよう

  1. 左のUnity Registryを選ぶ
  2. 上の検索欄にパッケージ名を入れて探す(例:Cinemachine)
  3. 右側の説明を確認して、Installを押す

インストールが終わると、In Projectの一覧に表示されます。

名前やgit URLで追加する

一覧に出てこないパッケージは、左上の+ボタンから追加できます。

  • Install package by name…:パッケージの名前(例:com.unity.cinemachine)を入れて追加
  • Install package from git URL…:GitHubなどで公開されているパッケージを、URLを入れて追加
  • Install package from disk… / tarball…:パソコンの中にあるパッケージを追加

git URLで入れるには、パソコンにGitがインストールされている必要があります。

プレリリースのパッケージを表示する

開発中のパッケージ(プレリリース版)は、最初は一覧に出てきません。

  • Edit>Project Settings>Package ManagerのEnable Pre-release Packagesにチェックを入れると表示されます
  • まだ不安定なことがあるので、慣れるまでは使わなくてOKです

初心者にオススメのパッケージ

Input System(最初から入っています)

6-7の記事で使った、入力を扱うパッケージです。Unity6の新しいプロジェクトには最初から入っているので、インストールは不要です。

Cinemachine

カメラを自動で動かしてくれるパッケージです。プレイヤーを追いかけるカメラや、カメラの切り替えがスクリプトなしで作れます。

  • Unity6で入るのはCinemachine 3。古い記事のCinemachine 2とは、名前やメニューがかなり違います
  • 使い方はCinemachine 3入門の記事で紹介しています

ProBuilder

Unityの中で、簡単な3Dの形を作れるパッケージです。ステージの試作にぴったりです(4-3の記事で紹介しました)。

Recorder

ゲームの画面を、画像や動画として保存できるパッケージです。SNSにゲームの動画を載せたいときや、不具合を人に見せたいときに便利です。

TextMeshProについて

きれいな文字を表示するTextMeshPro(TMP)は、Unity6ではUIのパッケージ(uGUI)に含まれているので、別にインストールする必要はありません。初めて使うときに「TMP Importer」のウィンドウが出たら、Import TMP Essentialsを押すだけでOKです(第9章で説明しています)。

スライム

古い記事の「Package ManagerでTextMeshProをインストール」の手順は、今はやらなくて大丈夫です

パッケージを更新しよう

  • 左のUpdatesを選ぶと、新しいバージョンがあるパッケージが表示される
  • パッケージを選んでUpdateを押す

更新すると、名前や使い方が変わることもあります。更新する前はバックアップを取っておき、作りかけのプロジェクトでは急いで更新しなくても大丈夫です。

パッケージを削除しよう

  • In Projectで削除したいパッケージを選ぶ
  • Removeを押す

スクリプトでそのパッケージの機能を使っていると、削除した瞬間にエラーになります。

依存関係について

パッケージによっては、動くために別のパッケージが必要なものがあります(依存関係)。Package Managerが必要なものを自動で一緒に入れてくれるので、基本的には気にしなくて大丈夫です。

  • 右側の説明のDependencies(依存しているパッケージ)で確認できます
  • 自動で入ったパッケージは、それが必要なパッケージを消すまでは消せません

よくあるエラーと対処法

パッケージのインストールに失敗する

  • 原因:インターネットの接続、またはUnityのバージョンと合っていない
  • 対処法:接続を確認して、もう一度Installを押す。パッケージの説明で、対応しているUnityのバージョンを確認する

パッケージが一覧に出てこない

  • 原因:左の分類がUnity Registry以外になっている、プレリリース版しかない、または名前が違う
  • 対処法:Unity Registryを選んで検索する。+ボタンのInstall package by nameで名前を指定する

パッケージを削除したら、スクリプトがエラーになった

  • 原因:そのパッケージの機能を、スクリプトで使っていた
  • 対処法:Consoleのエラーを確認して、スクリプトを直すか、パッケージを入れ直す

git URLで追加出来ない

  • 原因:パソコンにGitが入っていない、またはURLが違う
  • 対処法:Gitをインストールして、Unityを再起動してからもう一度試す

まとめ

  • Window>Package Management>Package Managerで開く
  • 公式のパッケージはUnity Registry、入っているものはIn Project
  • +ボタンから、名前やgit URLでも追加出来る
  • Input SystemとTextMeshProは、Unity6では最初から使える
  • 更新の前にはバックアップ
フェアリー

まずはCinemachineとProBuilderを入れてみよう!作れるものが一気に増えるよ

次のステップ

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