Asset Storeで素材とツールを探そう【Unityスタートガイド11-3】

3Dモデルやキャラクター、効果音、便利なツールまで、全部を自分で作るのは大変ですよね。そんなときに頼りになるのがAsset Store!Unity向けの素材やツールが、無料のものもたくさん並んでいます。今回は、Asset Storeでアセットを探してプロジェクトに取り込む方法と、URPのプロジェクトで使うときの注意点をご紹介します。

目次

この記事で学べること

  • Asset Storeとは何か
  • アセットの探し方と、選ぶときのポイント
  • アセットをプロジェクトに取り込む方法(Package ManagerのMy Assets)
  • URPのプロジェクトでピンク色になったときの直し方
  • ライセンス(利用規約)の考え方

前提知識

Asset Storeとは?

Unityが運営している、ゲームづくりの素材やツールのお店です。

  • 3Dモデル、2Dの画像、アニメーション
  • 効果音・BGM
  • エフェクト、シェーダー
  • エディタを便利にするツール、ゲームのテンプレート

無料のアセットもたくさんあるので、まずは無料のものから試してみるのがオススメです。

Asset Storeにアクセスしよう

アカウントは、Unity Hubで使っているものと同じです。

アセットを探そう

探すときのポイント

  • カテゴリや検索で絞る:3D、2D、Audio、Toolsなど
  • 価格で絞る:左の絞り込みで「Free Assets」を選ぶと無料のものだけになる
  • 対応しているレンダーパイプライン:アセットのページの「Render pipeline compatibility」でURPに対応しているか確認する(この講座のプロジェクトはURPです)
  • 対応しているUnityのバージョン:ページに書かれているバージョンを確認する
  • レビューと最終更新日:最近更新されているものは、今のUnityでも動く可能性が高い

Unity公式の無料アセット

最初の練習には、Unityが公式に出しているアセットが安心です。

  • Starter Assets – FirstPerson / ThirdPerson:一人称・三人称で動かせるキャラクターのセット。以前の「Standard Assets」は提供が終わっていて、今はこちらが後継です
  • そのほか、Unity Technologiesが出しているサンプルやエフェクトのアセットもあります(URPに対応しているかは、ページで確認しましょう)

アセットを取り込もう

ステップ1:自分のアセットに追加する

  • アセットのページでAdd to My Assetsを押す(有料のものは購入する)
  • これで、あなたのアカウントの「My Assets」に追加されます

ステップ2:Unityで取り込む

  • Unityで、取り込みたいプロジェクトを開いておく
  • Window>Package Management>Package Managerを開く
  • 左のMy Assetsを選ぶ
  • アセットを選んでDownloadを押す
  • ダウンロードが終わったらImportを押す
  • 取り込むファイルの一覧が出るので、そのままImportを押す

Asset StoreのページのOpen in Unityを押すと、Package ManagerのMy Assetsで、そのアセットが選ばれた状態で開きます。

取り込んだアセットは、ProjectウィンドウのAssetsの中に追加されます。

スライム

アセットによっては、自分のフォルダと同じ名前のフォルダに入ってきて、ごちゃごちゃになることも・・・。取り込む前に、何が入るか一覧を確認しておきましょう

URPでピンク色になったときは

以前の描画の仕組み(Built-In)向けに作られたアセットをURPのプロジェクトに取り込むと、オブジェクトがピンク色で表示されることがあります。3-3の記事で説明した、シェーダーが合っていないサインです。

多くの場合、Render Pipeline Converterで直せます。

  1. Window>Rendering>Render Pipeline Converterを開く
  2. 上のプルダウンでBuilt-in to URPを選ぶ
  3. Material Upgradeにチェックを入れる
  4. Initialize Convertersを押して、変換できるマテリアルを探す
  5. Convert Assetsを押す

特別なシェーダーを使っているアセットは、変換出来ないこともあります。変換する前にバックアップを取っておきましょう。最初からURP対応のアセットを選ぶのが一番確実です。

ライセンス(利用規約)

  • Asset Storeのアセットは、基本的にAsset Store EULA(利用規約)に沿って使います
    • 自分のゲームに組み込んで配布・販売すること(商用も含む)は出来ます
    • アセットそのもの(素材のファイル)を、ほかの人に配ったり売ったりすることは出来ません
  • アセットによっては、追加の条件(クレジット表記など)が付いていることがあります。アセットのページのライセンスの欄を必ず確認しましょう

使うときの注意点

  • 重さ:高品質なアセットは、テクスチャが大きいことがあります。テクスチャのインポート設定(Inspector)のMax Sizeで、必要な大きさまで下げましょう
  • 使わないものは消す:デモ用のシーンやサンプルなど、使わないものは消してもOKです(取り込み直せば、いつでも戻せます)
  • 更新:アセットが更新されると、My AssetsにUpdateが表示されます。更新する前はバックアップを

よくあるエラーと対処法

取り込んだらConsoleにエラーがたくさん出た

  • 原因:アセットが今のUnityのバージョンに対応していない、または必要なパッケージが入っていない
  • 対処法:アセットのページで対応バージョンと、必要なパッケージ(Input Systemなど)を確認する。解決しない場合は、取り込んだフォルダを消して元に戻す

オブジェクトがピンク色になる

  • 原因:Built-In向けのマテリアル・シェーダーを使っている
  • 対処法:Render Pipeline Converterで変換する。変換出来ない場合は、URP対応のアセットを探す

My Assetsに出てこない

  • 原因:Unityと、Asset Storeでサインインしているアカウントが違う
  • 対処法:Unity Hub・Unityエディタ・Asset Storeで、同じアカウントでサインインしているか確認する

ダウンロードが途中で止まる

  • 原因:インターネットの接続が不安定
  • 対処法:接続を確認して、Package Managerでもう一度Downloadする

まとめ

  • Asset Storeは、Unity公式の素材とツールのお店。無料のものもたくさんある
  • Add to My Assets → Package ManagerのMy AssetsでDownload → Import
  • URPのプロジェクトでは、URP対応かを確認。ピンク色はRender Pipeline Converter
  • ライセンスはAsset Store EULA。アセットのページで追加の条件も確認する

これで第11章はおしまいです。Package ManagerとAsset Storeを使いこなせば、作れるものの幅がぐっと広がります。次の第12章では、音・アニメーション・パーティクルなど、ゲームづくりでよく使う機能を1つずつ紹介しています。

フェアリー

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