第4章は、Unityの操作に慣れていく章です。まずはどの作業でも使う基本操作と、覚えておくと作業がグッと速くなるUnityのショートカットをまとめてご紹介します。全部を一度に覚える必要はないので、よく使うものから少しずつ手に覚えさせていきましょう!
この記事で学べること
- コピー・貼り付け・元に戻すなど、Unityでの基本操作
- 再生・フォーカス・ツール切り替えなど、Unityならではのショートカット
- WindowsとMac両方のショートカット一覧
- ショートカットを確認・変更する方法(Shortcuts Manager)
前提知識
Unityの基本操作を覚えよう
まずは、ほかのソフトと同じ感覚で使える基本操作です。ただし、Unityならではの注意点もあります。
コピー・貼り付け・複製
- コピー:Ctrl+C(Macの場合はCmd+C)
- 貼り付け:Ctrl+V(Macの場合はCmd+V)
- 複製:Ctrl+D(Macの場合はCmd+D)
- コピーと貼り付けを一度に行う操作です。Unityではこちらの方がよく使います
複製したオブジェクトには、「Cube (1)」のように番号が付いた名前が付きます。
削除
- Windows:Deleteキー
- Mac:Cmd+Backspace
シーンのオブジェクトは確認なしですぐ消えます(Ctrl+Zで戻せます)。Projectウィンドウのアセット(ファイル)を消す場合は、下図のような確認が表示されます。アセットの削除はCtrl+Zで元に戻せないので注意しましょう。
元に戻す・やり直し
- 元に戻す:Ctrl+Z(Macの場合はCmd+Z)
- 直前の操作を1つ取り消します。何度でも戻せます
- やり直し:Ctrl+Y(Macの場合はCmd+Shift+Z)
- 取り消した操作をもう一度実行します
どこまで戻せるかは、Edit>Undo Historyで一覧を見ることも出来ます。
全選択・選択の解除
- 全選択:Ctrl+A(Macの場合はCmd+A)
- マウスがあるウィンドウの中のものをすべて選択します
- 選択の解除:HierarchyやSceneビューの何もないところをクリック
検索
- 検索欄に移動:Ctrl+F(Macの場合はCmd+F)
- HierarchyやProjectウィンドウをクリックしてから押すと、そのウィンドウの検索欄に文字を入力出来ます
保存
- シーンの保存:Ctrl+S(Macの場合はCmd+S)
- 保存されるのは今開いているシーンです
- プロジェクトの保存:File>Save Project
- プロジェクトの設定や、アセットの変更を保存します
保存していない変更があると、Hierarchyの一番上のシーン名の横に「*」が付きます。保存すると消えるので、目印にしましょう。
Unityならではのショートカット
ここからが本番です!Unityの作業でよく使う、Unity専用のショートカットです。
再生(Playモード)
- 再生/停止:Ctrl+P(Macの場合はCmd+P)
- 一時停止:Ctrl+Shift+P(Macの場合はCmd+Shift+P)
- 1フレームずつ進める:Ctrl+Alt+P(Macの場合はCmd+Option+P)
再生モードの詳しい使い方は、5-1「再生モードでゲームをテストしよう」で説明します。
シーンビューの操作
- 選んだオブジェクトにフォーカス:F
- 見失ったオブジェクトも、Hierarchyで選んでFを押せばすぐ見つかります
- ツールの切り替え:Q(Hand)、W(Move)、E(Rotate)、R(Scale)、T(Rect)、Y(Transform)
- それぞれのツールの使い方は、トランスフォームツールを使いこなそうで詳しく説明します
- フライトモード:右クリックを押したままWASDQE(シーンビューでオブジェクトを配置しようで紹介)
オブジェクトの作成
- 空のゲームオブジェクトを作る:Ctrl+Shift+N(Macの場合はCmd+Shift+N)
- 選択中のオブジェクトの子として空のオブジェクトを作る:Alt+Shift+N(Macの場合はOption+Shift+N)
ウィンドウの操作
- マウスがあるウィンドウを最大化/元に戻す:Shift+Space
- シーンビューを大きくして作業したいときに便利です
- ウィンドウを開く
- Ctrl+1:Scene
- Ctrl+2:Game
- Ctrl+3:Inspector
- Ctrl+4:Hierarchy
- Ctrl+5:Project
- Ctrl+Shift+C:Console
- (Macの場合はCtrlをCmdに読み替えてください)
スライムレイアウトが崩れてウィンドウを見失っても、このショートカットで呼び戻せます
ショートカット一覧表
よく使うショートカットを一目で確認できるようにまとめました。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| コピー | Ctrl + C | Cmd + C |
| 貼り付け | Ctrl + V | Cmd + V |
| 複製 | Ctrl + D | Cmd + D |
| 削除 | Delete | Cmd + Backspace |
| 元に戻す | Ctrl + Z | Cmd + Z |
| やり直し | Ctrl + Y | Cmd + Shift + Z |
| 全選択 | Ctrl + A | Cmd + A |
| 検索欄に移動 | Ctrl + F | Cmd + F |
| シーンの保存 | Ctrl + S | Cmd + S |
| 再生/停止 | Ctrl + P | Cmd + P |
| 一時停止 | Ctrl + Shift + P | Cmd + Shift + P |
| フォーカス | F | F |
| ツール切り替え | Q / W / E / R / T / Y | Q / W / E / R / T / Y |
| 空のオブジェクトを作る | Ctrl + Shift + N | Cmd + Shift + N |
| ウィンドウの最大化 | Shift + Space | Shift + Space |
ショートカットを確認・変更する
Unityのショートカットは、Shortcuts Managerで一覧を見たり、自分の使いやすいキーに変えたりできます。
- Edit>Shortcuts…を開く(Macの場合はUnity>Shortcuts…)
- キーボードの図の上で、使われているキーが色付きで表示される
- 右側の一覧から操作を選び、キーを変更出来る
注意点やヒント



Unityは突然落ちることがあります。こまめなCtrl+Sを習慣にしようね!
Unityにはシーンの自動保存はありません
Unityが強制終了しても、保存していない変更は基本的に戻ってきません。少し作業するごとにCtrl+Sを押す習慣をつけましょう。
ショートカットは練習あるのみ
最初はメニューから操作しても大丈夫です。よく使う操作から少しずつショートカットに置き換えていくと、自然に指が覚えてきます。
マウスがあるウィンドウに効くものがある
Ctrl+AやFなど、一部のショートカットは「マウスカーソルがあるウィンドウ」や「最後にクリックしたウィンドウ」に対して効きます。思った通りに動かないときは、目的のウィンドウを一度クリックしてから押してみてください。
よくあるエラーと対処法
エラー1:ショートカットが効かない
- 原因:別のウィンドウが選ばれている、または他のアプリがそのキーを使っている
- 対処法:目的のウィンドウをクリックしてから押す。Edit>Shortcuts…でキーの割り当てを確認する
エラー2:貼り付け出来ない
- 原因:コピーしたものと違う種類の場所に貼り付けようとしている(例:Projectウィンドウのファイルを、Hierarchyに貼り付けようとした)
- 対処法:コピーしたのと同じ種類のウィンドウで貼り付ける
エラー3:保存が出来ない
- 原因:ファイルが他のプログラムで開かれている、または書き込み権限がない
- 対処法:他のプログラムを閉じてから保存を試す、またはプロジェクトのフォルダの権限を確認する
まとめ
- コピー・貼り付けよりも、UnityではCtrl+Dの複製をよく使う
- Ctrl+Sで保存されるのはシーン。自動保存はないので、こまめに保存しよう
- 再生はCtrl+P、フォーカスはF、ツールはQ〜Y
- ウィンドウを見失ったらCtrl+1〜5で呼び戻せる
- ショートカットはEdit>Shortcuts…で確認・変更出来る



ショートカット、多すぎて覚えられる気がしない・・・



まずはCtrl+D・Ctrl+S・Fの3つだけで十分!使っているうちに増えていくよ
次のステップ
- トランスフォームツールを使いこなそう:オブジェクトを動かす・回す・大きさを変えるツールを学ぶ
- 3Dゲーム制作の基本操作
- Unityスタートガイド 目次
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